在学生の評判:舞台芸術学科
- wai443agrea
- 3月24日
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更新日:4月17日

舞台芸術学科の4年間で学べること
1年次は自分の興味とは関係なく広く演劇について学びます。ミュージカルコースと演技演出コースは共同で劇を作ります。2年次からはある程度自由がきき、戯曲、演出、舞台監督など自分の興味がある授業が取れるようになります。 3年次にはさらに専門科目を掘り下げることができます。 4年次の授業はほぼ卒業公演のみ。卒業公演は自分たちのやりたい戯曲を選んで公演が行えます。役者だけではなく、卒業公演の演出や卒業公演には出ずに戯曲の創作、論文でも卒業認定を貰うことが出来ます。
総合的に演劇(演技、演出、戯曲の読み解き、戯曲の書き方、狂言など)音楽(他学科の授業ですが、舞台芸術学科の人は声楽も取れます)、ダンス(バレエ、日本舞踊、ジャズダンス)などが学べます。劇作家や演出家志望であっても必修でダンスや歌があります。
舞台芸術学科で充実した学生生活を送るには
体力や演技力などだけでなく学力も必要。偏差値的な頭の良さではなくて、理論を吸収する力が問われます。パソコン使用のレポート課題も結構あります。勉強的な考え方もそうですが、想像力も重要です。本をたくさん読みましょうと言われましたが、授業ごとに教材として使う台本がたくさん出るので結構大変です。
将来演劇に携わりたいのであれば相当努力しなければならないし、劇団四季やディズニーランドのバックダンサーなど有名な仕事は本当に狭き門。なりたいのであれば演技演出コース以外をおすすめします。音響や照明は在学中に資格が取れるのでいいと思います。
授業は様々あります。独特で厳しい先生もいますが、良い先生も多いです。他コースの授業などに参加することもできました(単位には入りませんが)。
就職率は80%程度。劇団に所属できる人は少なく、演劇に携わりたい人のほとんどはフリーターとして舞台を目指します。それはやっぱりキツイと思って3年生の時点で就職志望に変わる人が多いようです。
大学の中に劇場がある!
劇場は国内大学にあるものでは最大級。三階席まであるし、ライトや音響設備も最新のもの。ただ場所正面玄関から一番遠いところにあるんですよね。さらに、よく授業が行われる教室は5階や6階が多いので時間に余裕を持っていかないと授業に遅れてしまいます。
そのほかも大学内の施設はキレイで充実しています。ほとんど使わない施設もありますが、図書館も本の種類が豊富で、2階でDVDを視聴できます。
同じコースの選択者は家族のような関係に
一年を通して何班かに分かれますが、一つの劇を作るので同じ班の人とは特に仲良くなれます。それとは別に通常授業を受けるクラスもあるので、友人を作ることは難しくないと思います。恋愛関係は分かりませんが、舞芸は生徒同士の距離が近く、家族のような感じです。
芸術大学なので文化系サークルはとても本格的です。特撮を撮る、特殊メイクをする、アニメを作るといった他大学にはなかなかないサークルがあります。大学内の画廊で展示会のようなものが行われていたり、舞台芸術学科や演奏学科の公演は誰でも見に行けたりとアートイベントは豊富で飽きません。
学祭や学内公演も楽しいですよ。舞芸の学内公演はいくつかのコースが協働で舞台を作っていくのでとても良い経験になります。メンバーの不和や対立などもありますし、楽な作業ではありませんが、達成感は大きいです。
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