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在学生の評判:演奏学科

  • wai443agrea
  • 5月15日
  • 読了時間: 4分

更新日:6月13日

在学生の評判:演奏学科

演奏学科で学べること

大阪芸大演奏学科において、1年次は音楽を様々な分野で基礎から学習します。演奏技術はもちろん、音楽理論や歴史なども学びます。ピアノ、声楽、邦楽、副科管弦打など、実技面も充実しています。

教授ばかりでなく、学外から集めた特別講師による授業が数多く設けられています。実技の授業が多く、座学はクラスが分かれているので自分に合ったスピードで勉強出来ます。一流のプロの音楽家である教授からマンツーマンで実技のレッスンを受けることができ、一緒に作品を作り上げていけるので悩んだ時に相談に乗ってもらいやすく、的確なアドバイスをいただけます。歌手や演奏家を目指している方にはとてもおすすめです。先生方は尊敬できる方ばかりで、手厚く指導してくださり、自分の学びたい分野に特化して練習することが出来ます。上下関係も厳しくありません。授業中にたまに話してくれる業界の裏話やミュージシャンならではのエピソードがタメになります。生徒も意識が高く、モチベーションを維持したまま学校生活を送っています。

副科として専攻以外の楽器のレッスンを受けることもできます。ポピュラーアンサンブルという授業では、実際にバンドを組んで演奏を練習します。同年代の人たちの技術は高いので、高校までとは段違いのハイレベルな演奏を目指せると思います。挨拶を徹底していたら決して仲間はずれにされることはありません。

空きコマの間に練習することもでき、時間を効率よく活用できます。さらには人前でパフォーマンスする機会に恵まれています。舞台に立つイベントが多く1年生のうちはとても緊張しましたが、慣れれば良い刺激になります。男女比は1:9くらいです。


やる気があればいくらでも吸収できる

良くも悪くも自分の気持ちがとても尊重されている大学です。やる気のある人はどんどん進んで勉強出来ます。そうでない人との差があって少しやりにくいと感じるかもしれませんが、それも含めて経験なので、やる気さえあれば大学生活を楽しみつつ充実した知識や技術を身につけることが可能です。

希望すれば総合的に幅広く芸術を学べ、他学科の授業でも受けることが出来ます。本人次第で様々な芸術方面に新しい刺激が得られ、楽器演奏を学んでいるだけでは出会えないような、たとえば絵画や文学や映像などを専攻する人たちとの交流も深められ、自分の視野がとても広がると思います。


練習のための施設や設備が充実

実技系の授業、そのための施設や環境なども充実していると思います。楽譜が大量に貯蔵されており、在学中であれば無料で貸し出してくれます。練習室も沢山あってとても充実しており、講義室にもピアノが置いてあります。ただ、練習室を借りられる時間が放課後短いのは少し不便かもしれません。

芸術大学ということもあり、スピーカーや楽器など、様々なものがきちんと整備されているのには感動しました。学費のほとんどは設備費だと思っているので、他の大学に比べて充実していると思われます。ホールなどは事前に申請すれば貸し出してくれるので、発表会やコンクールの録音などをする際には便利ですよ。


演奏学科の就職状況は?

芸術大学という多少特殊な立ち位置であることもあり、普通の大学と違って一般的な企業に就職する人は少ない印象です。一応研究室に就職先の提案などは書いてあります。卒業後、フリーランスでアルバイトをしながら演奏活動を続ける人や、教職免許を取れるので教員の道に進んだり、自衛隊や警察官の音楽隊に入る人も(ごくわずかですが)います。そのままニートになる人、全く音楽と関係のない携帯電話会社などに就職する人も見ました。音楽で食べていくのは大変だという現実はしっかり理解しておく必要があるでしょう。毎年、卒業生による講演があります。自分の知らなかった卒業後の世界や道があることが分かり、とても興味が出ます。

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